長瀬産業、高バイオマス度の高吸水性ポリマー(SAP)「DENAGREEN®」をGREEN MATERIAL2024にて紹介

長瀬産業株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:上島 宏之)は、「GREEN MATERIAL2024」(2024年1月31日~2月2日、会場:東京ビッグサイト)に出展し、高バイオマス度の高吸水性ポリマー(SAP)「DENAGREEN®」を展示紹介しました。

長瀬産業株式会社とは

NAGASEは世界中に広がっているネットワークを駆使し化学を軸とした幅広い商材をグローバルマーケットで取り扱っています。海外ビジネスの売上比率も国内ビジネスを凌ぐほどに拡大を続けており、グローバルカンパニーとして世界中のビジネスに携わっています。

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高バイオマス度の高吸水性ポリマー「DENAGREEN®」とは

SAP(高吸水性ポリマー)は高い吸水性能を有する高分子材料で、紙おむつを中心にナプキンなどの衛生用品や、農業、緑化分野や化粧品など幅広い分野で使用されています。従来品はアクリル酸を主原料としたポリアクリル酸系のSAPが主流であり、石油由来かつ非生分解性であることから環境負荷が大きいという課題があります。

これに対して、環境負荷の少ない天然由来かつ生分解性を有するSAPとして、天然高分子である澱粉やセルロースなどの多糖類を主原料としたSAPの研究開発が行われてきましたが、十分な吸水性能が得られず、最終製品としての活用は難しいとされていました。

NAGASEグループは、澱粉構造を酵素変換することで吸水特性が大きく変化することに着目。林原の有する酵素技術と、ナガセケムテックスの樹脂製造技術を掛け合わせ、澱粉を主原料としながらも、SAPとしての吸水性能を最大限に引き出すことに成功しました。

「DENAGREEN®」3つの特徴
環境に優しい高バイオマス材

植物由来で高バイオマス度を実現。環境負荷を低減します。

最短1か月で生分解(活性汚泥法)

最短1カ月でJIS規格をクリアします。生分解性速度の調整も可能です。

従来の高吸収性ポリマーと同等の吸水量

石油由来の製品と同等レベルの吸水率を実現します。保水材として使用すると1週間水をやらなくても植物はいきいきします。

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環境負荷を低減、生分解性SAP(高吸収ポリマー)紹介動画

【ナガセをサガセ。】おむつ問題を水に流そう 編

出展社詳細
出展社 長瀬産業株式会社
住所 〒100-8142 
東京都千代田区大手町二丁目6番4号 常盤橋タワー
URL https://www.nagase.co.jp/
展示会詳細
展示会名 GREEN MATERIAL2024
展示会概要 環境配慮した材料のみならず、サーキュラーエコノミー実現に寄与する生産プロセス技術、企業間連携によるプラットフォームが出展する展示会
会 期 2024年1月31日(水)~2月2日(金)
会 場 東京ビッグサイト
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
主催者 株式会社加工技術研究会
株式会社JTBコミュニケーションデザイン