三菱地所、オーストラリア・シドニーのオフィス開発「Parkline Place」グリーンファイナンスによる資金調達のお知らせ

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三菱地所株式会社は、Oxford Properties Group およびその子会社の Investa とともに、オーストラリア・シドニーにおいてプレミアムオフィス開発事業「Parkline Place」を進めておりますが、このほど本物件建設資金を使途とするグリーンローンによる資金調達の契約を締結しました。

当社の海外事業におけるグリーンファイナンスによる資金調達は、本件が初となります。

グリーンローンとは、調達資金の使途を環境改善効果のある事業に限定した借入のことです。本ローンの資金を活用して、エネルギーや資源等の利用効率化等に資する環境設計や、建築廃棄物のうち約 90%はリサイクル等に回すなどの取り組みを行う予定であり、これらの取り組み等を通じて、豪州の不動産環境認証「Green Star※1」の最高格付けである 6 つ星の獲得を目指します。

また、環境関連の取り組みに加えて、「ワークライフマネジメントサービス」や「マインドフルネスサービス」、「パーソナルヘルスサービス」などのサービス提供も検討しており、健康・Well-being に配慮した国際的な認証である「WELL 認証（WELL Building Standard）※2 」の「Core and Shell※3」版の取得も目指しております。

当社は、2050 年のサステナビリティ経営を見据えた「三菱地所グループのサステナビリティビジョン2050」を制定しています。また、「三菱地所グループの Sustainable Development Goals 2030」においては、2030 年に向けたサステナビリティ経営上の 4 つの重要テーマと各テーマに紐づく目標や具体的なKPI を策定し、取り組みを推進しています。今後、海外事業においてもサステナビリティへの取り組みを積極的に進め、地域環境に配慮した持続可能なまちづくりを実践してまいります。

【グリーンローン概要】