40周年を迎えた、脱酸素剤エージレスの歴史・品質をご紹介

三菱ガス化学（MGC）は自社開発技術と海外展開力を活かし、社会を支える基礎化学品から身近な機能製品、そして資源開発に至るまで、幅広い領域に事業を展開する化学メーカー。メタノール・キシレン・過酸化水素等の社会を支える基礎化学品から、エンジニアリングプラスチックス・電子材料・脱酸素剤エージレス等の身近な機能製品、そして資源開発に至るまで、独自技術で様々な事業を展開しています。

エージレス®開発経緯や歴史等の40年の歩み
・製薬メーカー様を支える脱酸素剤製品群と品質、サポート体制
をご紹介しています。

昭和41年、三菱ガス化学株式会社東京工場（金町）で生産開始し、世界に技術輸出された自社開発による副生ギ酸ソーダ法のハイドロサルファイトの用途開発しているなかで、その強還元作用に着目、昭和50年より脱酸素剤「エージレス®」の本格研究開始。より安全で扱い易い鉄粉を主原料とし、昭和52年、正式発売を開始しました。密閉包装容器内の酸素を吸収し、脱酸素状態（酸素濃度0.1%以下）を実現、食品などが酸素から受ける影響を取り除き、長期間作りたての「美味しさ」「鮮度」を守る画期的な製品として大きな注目を集めました。以後、食品分野は勿論、医薬・医療品・化粧品などの劣化防止や衣類・寝具などの防ダニ・防カビなどユニークな用途まで幅広く適用されています。販売量増に伴い、各種レギュレーション対応、品質管理、保証システムのブラッシュアップ、複数生産場所確立、生産技術革新や顧客ニーズに合致した新製品提案を続けています。

1981年　第5回木下賞〈日本包装技術協会賞〉
1983年　1983年度日本食品工業学会賞
1984年　第11回日本食品産業技術功労賞、日本食品工業学会・技術賞
1992年　グッドパッケージング賞（日本技術協会）
1993年　農林試験研究一世紀記念回会長賞
1995年　第28回食品産業功労賞
2000年　20世紀食品産業発展賞
2001年　日食優秀食品機械資材賞
2014年　日本包装技術協会・優秀発表賞
2015年　日本包装技術協会・優秀発表賞
2016年　日本包装技術協会・グッドパッケージング賞、テクニカル包装賞、World Star Award・Medical & Pharmaceutical部門受賞