世界初。電磁波で転写、多様な素材に凸凹加工が可能な「2.5D」印刷機をデモンストレーションを交え、ご紹介

カシオ計算機株式会社(CASIO COMPUTER CO., LTD.)

《 第28回 設計・製造ソリューション展(DMS) 》

世界にデジタルウォッチを進出させた『G-SHOCK』シリーズなど、世界が気づいていない、世界へ斬新なアイデアと独自の技術力で、世界中の人々に驚きと感動を提供
創業以来、デジタル技術を駆使し、常に新しい分野へのチャレンジを続けることで、世界のデジタルヒストリーをリードしてきたカシオ計算機。耐衝撃腕時計【G-SHOCK】、高機能コンパクトデジタルカメラ【EXILIM】、多彩な学習機能を1台に詰め込んだ電子辞書【EX-word】に代表される製品は、世界中で親しまれています。これからも、独創的なアイデアと独自のコア技術力で新たな商品を創造し、さらに世界中に新たな文化を創造することを目指して活動していきます。
展示の見どころ
世界初、一枚のテクノロジーが、ものづくりを革新する。「デジタルシート」
デジタルシート(2.5D プリントシステム Mofrel -モフレル-)の製品紹介デモンストレーションを、6台の実機を使用して毎日行っています。お好みの出力サンプルに用途提案を添えて提供しています。

詳細http://mofrel.casio.jp/ja/

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出展された「デジタルシート」

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世界初「2.5D」印刷機として、新聞などでも大きく報道された

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つくるを、かえる。

さまざまなデザイン、素材感、加工を、繊細な凹凸で表現できる新素材「デジタルシート」
カシオ2.5Dプリントシステムのコアテクノロジーを備え、これまでにない独創の表現力を叶えた「デジタルシート」。 木、布、石、金属などさまざまなマテリアル・モチーフが持つ繊細な凹凸や色合いを、 約3分から6分※というスピーディなプリントアウトで、一枚のシート上に美しく表現しています。 シートの基材は、紙ベースに加えてPETベース仕様もラインアップ。 製品・試作品製作の自由度を高め、コストと時間の大幅な削減を可能にしています。

※A4サイズの場合。出力時間は目安です。出力する素材やモチーフ、その他の要因により異なる場合があります。

ラインナップ
・[PAPER基材]
上質紙を基材としたスタンダードなデジタルシートです。メリハリのある凹凸と微細な質感を再現しています。

・[PET基材]
PETフィルムを基材とした、しなやかなデジタルシートです。薄くて破れにくい素材です。

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さまざまなデザイン、素材感、加工を、繊細な凹凸で表現できる新素材「デジタルシート」
バンプの形成・制御技術
熱により膨張するマイクロパウダーを、デジタルシート内に積層されている各バンプ層へ塗布。昇温性能・応答性能が優れている管型近赤外線を均一に配光・配熱し、さらにカーボン分子により、その熱量をモチーフに沿ってコントロールすることで隆起の高さを制御しています。シート上へ目的に沿った凹凸=バンプを形成することに成功しました。
プロセスと仕組み
[表面バンプデータ]基本的なプロセスとテクノロジー
◎A4サイズの場合、およそ3分※のスピードでプリントアウトが行うことができます。

① 表面へバンプデータ(カーボン)を印刷
共有結合の分子構造により、近赤外線を吸収するカーボン分子の特性を利用しています。

② 近赤外線を放射しバンプを形成
均一な配光の近赤外線を放射。カーボン分子の発熱によりマイクロカプセルが膨張し、バンプを形成します。カーボンの量によりバンプの制御を行っています。

③ 表面のマイクロフィルムを剥がす
次工程で行うカラープリントに影響が出ないよう、カーボン印刷をマイクロフィルムごと取り除きます。

④ 表面へカラーデータを印刷
カーボン印刷の影響を受けず、バンプしたシートの表面に美しいカラー表現が可能になっています。

⑤ 完成
モチーフの持つ色・凹凸を細やかに表現したデジタルシートが完成。紙またはPETを基材としているため、必要な大きさ・形状にカットもでき、そのまま試作品や製品の素材として使用できます。

[両面バンプデータ]より高度な表現を求める場合
通常のバンプからさらに凹凸やエッジが強調された出力をする場合、表裏共にバンプデータをプリントし、2度近赤外線放射を行う方法も準備しました。
◎A4サイズの場合、およそ6分※のスピードでプリントアウトが行うことができます。
[裏面バンプデータ]シャープなエッジを必要としない場合
最初に裏面にバンプデータを印刷し、続いて表面にカラーデータを印刷。最後に裏面へ近赤外線を放射し、バンプを形成する方法もあります。
◎A4サイズの場合、およそ4分※のスピードでプリントアウトが行えます。

※出力時間は目安です。出力する素材やモチーフ、その他の要因により異なる場合があります。

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バンプの形成・制御技術
2.5Dプリントシステムの構成と運用
デザインPCでオペレーション
■ Mofrel SURFACER
バンプデータと呼ばれる、デザインに沿ってシートを隆起させるための指示データを作成。最初にデザインモチーフに合わせて自動的にデータ生成され、必要に応じてデザイナーの手で修正ができます。

■ Mofrel VIEWER
出力前に、画面上にバンプ(隆起)したイメージを表示・確認ができます。

■ Mofrel OPTIMIZER
SURFACERを使って作成したバンプデータを2.5Dプリンタへ送る際、正常なバンプが生成できるよう自動で判別・調整などを行います。

2.5Dプリンタで出力
PCで生成されたバンプデータをもとに、特殊ジェットプリンタ「Mofrel」でデジタルシートを出力します。

■ Mofrel PRINT MANAGER
ファイルの変換、ガイダンス表示、プリンタ&フォーマーの制御などを行います。

エンボス、金型レスで様々なシーンで活躍
デジタルシートは、これまで時間や費用を要していた金型などの準備を必要とせず、スピーディな出力で様々な試作品・製品づ くりを可能にしています。プロダクトデザインの世界を中心に幅広いシーンで活躍し、これからのビジネスに新たなベネフィットを生み出します。

■ 例
車の内装、ファブリックのデザイン。複雑な凹凸のデザイン

そのほか、建材、アパレル、パッケージなど、多様な製品・試作品作りに広く役立ちます。

デザインデータの有用な管理を実現
デジタルシートの出力に使用したデータを、資産としてアーカイブ化。色や素材などが一元化されたデータは、再生産やカラーバリエーションの改定・作成など有効的に活用できます。さらに、他部門でのデータ利用も行えるようになります。

■ アーカイブ化
大切なデザイン・図面データをクラウドなどに蓄積し、ビジネスの貴重な資産にできます。情報のアップロードも随時行えるので、常に有用なデータの保存・管理が可能です。

■ データの有効活用
製品チェック、再生産、さらにはもしものトラブル時などにも、速やかなデータの確認・情報供給を実現。様々なセクションで、必要に応じたデータの有効活用が可能になっています。

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2.5Dプリントシステムの構成と運用
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展示では、大規模なデモンストレーションを開催
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印刷中の画面
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細やかな凹凸を再現
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様々なシーンで活躍
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千変万化
展示会詳細
展示会名 第28回 設計・製造ソリューション展(DMS)
会 期 2017年6月21日(水)~23日(金)
会 場 東京ビッグサイト
展示会カテゴリー 産業機械・機器全般(金属加工・工作機械・FA・制御機器)
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
主催者 リード エグジビション ジャパン株式会社
URL http://www.dms-tokyo.jp/ja/
備 考
出展社詳細

URLhttps://casio.jp

出展社 カシオ計算機株式会社(CASIO COMPUTER CO., LTD.)
住所 〒151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2