製造プロセスのイノベーションをサポートする「ICT/IoTソリューション」と、MEC製造ビッグデータ解析ソリューション「VectorScope® ベクタースコープ」をご紹介

三菱ケミカルエンジニアリング株式会社

《 第6回 IoT/M2M展 》

設計・コンサルティングからメンテナンスまで、幅広く対応できるトータルエンジニアリング企業
三菱ケミカルエンジニアリングは、プラント(工場)建設を行うプラントエンジニアリング会社。化学系製造メーカーの三菱ケミカルホールディングスグループとして石油化学、合成繊維、食品など各種産業分野におけるプラント設計、建設、設備管理、並びにメンテナンス事業を国内外で展開しています。
展示の見どころ
「KAITEKI工場見学~ICT活用で製造現場をトータルサポート」
高品質&高効率、安心安全で働きやすい環境を備えたKAITEKI工場を、ブースに再現しました。工場見学をするような感覚で、生産・操業・設備管理にまたがるトータルソリューション及び活用事例を体験可能。製造現場で蓄積した多くのノウハウと最新の実用技術の融合を堪能できます。

*KAITEKIとは、時を越え、世代を超え、人と社会と地球の心地よい状態が続いている
 ことで、 MCHCグループが実現を目指しているオリジナルのコンセプトです

製造プロセスのイノベーションをサポート
ICT/IoTソリューション
製造現場で蓄積してきた実績と経験を基に、最新のIoT(モノのインターネット)技術と高度データ解析手法を用いて、次世代の製造プロセス実現をサポートしています。
プロセスイノベーションによる企業価値の向上
顧客の製造プロセスの目指すべき方向性を描き、収益・環境・製品価値の改善に優先順位を付け、具体的なステップアップ計画の策定・実行をサポートしています。
プロセスイノベーション実現のステップ

KAITEKI工場の実現をサポート

先端のICT・IoT技術・高度データ解析手法を用いて、顧客の戦略に基づき優先順位を付けたロードマップ・実行計画を作成し、KAITEKI工場の実現をサポートしています。

製造業が求められる自己改革
変化する事業環境に伴い、製造業は自己改革を求められています。新たな製品価値を生み出すプロダクトイノベーション、モノとサービスを融合して付加価値を高めるビジネスモデルイノベーション、バリューチェーンでその中間に位置するプロセスイノベーションがあります。
三菱ケミカルエンジニアリングによる製造プロセスイノベーション
機器から集まるデータの他、記録紙のデータ等をデジタル化した製造現場のビッグデータを統合して収集・管理。VectorScope®をはじめとする独自のデータ解析手法により、プロセスイノベーションを実現しています。
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ICT/IoTソリューション
集めて、知って、未来へ導く。
化学品・樹脂から医薬・食品まで、すべての業種・プロセスに有効な手法
MEC製造ビッグデータ解析ソリューション「VectorScope® ベクタースコープ」
VectorScope®は、生産に関する様々なビッグデータを分析・可視化。「生産性向上」「技術スタッフのスキルアップ」を顧客と共に実現し、さらなる経営の安定成長に貢献するサービスと、品質安定化のポイントと共に考え、さらなる生産性の向上に導いていく現場に寄り添ったサービスを提供しています。
特長
生産現場の各種生産システムから、製造実績データや品質・点検情報を収集し、蓄えた生産データを解析・活用できるシステムを構築。プラントや、製造・加工設備から日々蓄積された温度、湿度、流量、濃度、圧力、回転数、電流値等の生産データを普段使用中のパソコン画面に時系列トレンドや散布図として表示。また、定期的に帳票を作成・出力できます。

更にはCSV(Comma Separate Value)ファイルなどの、他システムで利用可能な形式で出力させることも可能。保存されたデータをさまざまな角度から解析・応用することで、現状の運転設備での効率的な運転指標検討や、より高度な最適運転検討、製造設備改良提案などが可能となっています。

経営者向け
「生産性向上」と「現場力強化」を実現する品質安定化のパートナー
歩留まりの大幅改善を実現

生産現場の不良発生率を5ヶ月の検討期間で約10分の1に改善しました。

生産に関するビッグデータを分析して「可視化」し、品質の安定化を推進することで、生産のムダをなくしコスト削減を実現。また三菱ケミカルエンジニアリングのスタッフとともにデータを分析し仮説を立て検証していくことで、技術スタッフのスキルアップ・成長をはかることも可能です。

VectorScope®のサービスフロー
VectorScope®を導入いただくと、三菱ケミカルエンジニアリングのスタッフがお客様の技術スタッフと共にデータの解析、可視化を行うとともに、仮説の検証、品質の安定化を実現。品質の安定化による製造コストの削減及び、技術スタッフの成長・スキルアップにもつながっていきます。

■ 製造技術の確立/ブラッシュアップ、技術スタッフのスキルアップ

■ 技術伝承対策

製造状態の可視化により、文書や口頭では伝えられないオペレーションや経験が映し出されているため、世代交代による技術伝承対策が可能になっています。
作業者向け
「品質安定化」「歩留まり改善」により生産性の向上を実現
■ 製造状態の可視化
温度や圧力、原料組成など、製造に関する様々なデータを集め、独自の合成ベクトム手法で「可視化」し、製造状態と製品品質の関係性を探ります。

■ 品質の安定化
製造状態の可視化によって、品質悪化の原因を突き止め、製造品質の安定化をはかっていきます。

■ 歩留まりの改善
ビッグデータの分析、可視化によって、今まで気づかなかったデータに目を向けるようになり、より効果の高い手法・設定の発見が歩留まりの改善につながっています。

■ 技術スタッフのスキルアップ
三菱ケミカルエンジニアリングのスタッフとともにデータを見直し、試行錯誤を重ねる中で、製造技術がブラッシュアップされ、技術スタッフのスキルもアップします。

「製造状態の可視化」により、お客様の工場の生産性工場を実現
■ 複雑な製造状態を直感的に把握できるように「可視化」
人の場合は体温や血圧など様々な要素によって体調が悪い場合、顔色で健康状態が判断できます。工場も様々な要素により品質にバラつきが生じますが、その状態を一目でわかるようにできないかというところからこのサービスがスタートしました。

■ 合成ベクトルに変換して評価指標に
特定の時点における各種データを独自の手法で合成ベクトル化し、向きと長さの違いで製造状態を可視化します。

■ グループ分けで製造状態の特徴を判別
合成ベクトルによる指標グループと製品品質を照合することにより、目指すべき方向性を策定。VectorScopeでは、品質が正常な範囲内であっても、より品質が向上する方向性を戦略的に決めることが可能です。

■ 品質改善のスパイラル
解析用データの収集整理・精査にはじまり、製造状態の可視化、その結果の解釈、実現方法の検討、改善措置、さらにその結果の検証、改善のスパイラルを継続しながら、さらなる品質安定化を実現していきます。

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ウェアラブル製造支援
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製造作業センシング
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技術伝承・安全教育訓練
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製造ビッグデータ解析
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三菱ケミカルグループのITとOTを融合したIoTソリューション
展示会詳細
展示会名 第6回 IoT/M2M展
会 期 2017年5月10日(水)~12日(金)
会 場 東京ビッグサイト
展示会カテゴリー ICT/IoTソリューション
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
主催者 リード エグジビション ジャパン株式会社
URL http://www.m2m-expo.jp/Home_Haru/
備 考
出展社詳細

URLhttps://www.mec-value.com/index.html

出展社 三菱ケミカルエンジニアリング株式会社
住所 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-2-2