「予知保全のための統合プラットフォーム」やリアルタイム音源可視化装置を紹介

日本ナショナルインスツルメンツは、エンジニアと科学者の生産性を高め、技術革新と発見を加速させるツールを世界中のエンジニアに提供してきたナショナルインスツルメンツの日本法人です。NIの「グラフィカルシステム開発」手法は、統合されたソフトウェア/ハードウェアプラットフォームを導入することで、計測・制御機能を必要とするあらゆるシステムの開発を迅速化。技術によってよりよい社会を目指すというNIの姿勢と長期的ビジョンは、顧客や取引先、従業員の成功にも貢献しています。

高度なセンサ計測から得られるビッグデータを用いた予知保全や、データ管理用のヒストリアンとの接続といったITとOTとの統合が実現。さらに、熟練エンジニアの保全技術のノウハウを数値化することができるようになり、技術の継承と共にダウンタイムの削減が可能になっています。

■　各種センサを用いたリアルタイム監視（NI社）
■　機械学習による故障予測（PTC社）
■　AR機能による作業支援環境（PTC社）
■　データサーバと無線ネットワークとの統合（HPE社）
■　データヒストリアン（OSIsoft社）

25fpsの高速処理を実現したことにより、今まで不可能であった突発音、移動、変化する音の可視化を可能にしています。更に最小1cm分解能を実現した高分解能版、車内騒音等持ち運びを可能にしたハンディタイプ等、用途に応じた幅広いラインナップが用意されています。

■　FPGAの高速処理によるリアルタイム検知
■　用途に応じた3つのラインナップ
■　高分解能版：小型デバイス向け。最小1cm
■　ハンディタイプ：持ち運び可能。車内騒音向け等
■　BF版：大型装置、エンジン等向け
■　歪みの同時収集等、カスタマイズ可能

■　エンジン、モータ音の防音対策
■　コピー機、プリンタ等の精密機器の異音対策
■　環境騒音、工場内騒音の対策
■　装置、生産設備の予防保守、メンテナンス
■　防音対策前、対策後の評価

■　持ち運び可能なポータブル
小型マイクアレイ＋ノートPCにより、外へ、車内へ、持ち運びが可能になっています。
■　突発音・移動／変化する音の可視化
25fpsの高速処理となる為、リアルタイムに音源発生場所を可視化することができます。
■　カメラ搭載小型マイクアレイ
1/4inchマイク、小型カメラを搭載した、小型マイクロフォンアレイを自社開発。
■　リアルタイムに可視化
リアルタイムに可視化出来るからこそ、その場ですぐに結果がわかります。

①　ソフトウェア
可視化表示、各種設定に加え、フィルタ機能やFFT処理等、様々な機能が標準搭載されたソフトウェア。標準で、以下の２つのソフトウェアが同梱されています。
・オンラインソフトウェア
リアルタイムに音源を可視化するソフトウェア。音声生データ、動画の保存。
・再生ソフトウェア
保存されたデータの再生ソフト。②　データ入力／演算ユニット
小型で耐久性に優れたデータ入力／演算ユニット-cR10。音声データの計測／入力に加え、FPGAが搭載されている為、複雑かつ重たい可視化演算処理を、組込処理。リアルタイムを実現しています。
・マイクロフォン入力-標準24ch
・複雑の演算処理も、FPGA組込処理。
・小型：264×88（mm）

③　カメラ搭載小型マイクアレイ
1/4型マイクを24個並べ、小型でありながら、カメラも搭載された、マイクロフォンアレイ。対象物に近付け、音を確実に捉えています。
・6個×4列のマイクロフォンアレイ。
・約330×330（mm）
・小型でありながら、カメラを搭載。