ベルテクス、新たに開発されたプレキャストコンクリート製の剛性防護柵「スライドジョイント壁高欄」などを、ハイウェイテクノフェア2024にて紹介

ベルテクス株式会社(所在地:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:土屋 明秀)は、「ハイウェイテクノフェア2024」(2024年9月26日~9月27日、会場:東京ビッグサイト)に出展し、新たに開発されたプレキャストコンクリート製の剛性防護柵「スライドジョイント壁高欄」などを展示紹介しました。

ベルテクス株式会社とは

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ベルテクスは災害大国日本のインフラを支える防災メーカーです。
具体的には、近年多発している浸水・地震・土砂災害から皆様の生活を守る為、プレキャストコンクリートや落石防護柵を活用した開発・設計・製造・販売・施工提案を行っております。
『ベルテクス』とはラテン語で頂点・山頂といった意味があります。我々は社名の如くさらなる高みを目指します。

新たに開発されたプレキャストコンクリート製の剛性防護柵「スライドジョイント壁高欄(かべこうらん)」
「壁高欄」とは

「壁高欄(かべこうらん)」とは、高速道路や線路をまたぐ橋などに設置される安全設備の一種で、人や車の落下を防ぐための柵や防護壁のことを指します。

「スライドジョイント壁高欄」とは

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特定更新工事で使用される床版に設置するプレキャスト壁高欄(以下、PCa壁高欄)は、車両衝突時の大きな荷重に十分耐えられる構造にするため、床版とPCa壁高欄、およびPCa壁高欄同士を一体化する必要があります。従来のPCa壁高欄では、一体化する際に特殊な材料や工具が必要となり、現場での作業も多く、労力と時間がかかることが課題でした。
そこで、ベルテクス株式会社と株式会社熊谷組は、比較的安価で一般的な材料のみを使用し、現場作業を少なくして施工性に優れたPCa壁高欄の開発を目指しました。
「スライドジョイント壁高欄」は、床版とPCa壁高欄の接合にループ状鉄筋を、PCa壁高欄同士の連結には鋼管を使用したフロリダ型(SB種)のPCa壁高欄です。

主な特徴

1.自立するL型構造(フロリダ型SB種)
2.PCa壁高欄同士の連結に鋼管継手を採用
3.多数(6条)の通信管路が設置可能
4.PCa壁高欄前面のフラット構造
5.スライド設置工法
6.施工性・経済性の大幅向上

また、接合部の性能確認試験「NEXCO試験法441-2019」を実施し、中央部衝突、接合部衝突、端部衝突の全てで基準を満たしております。

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「融雪パネル」

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高い熱伝導率

使用するコンクリートの骨材には珪石を使用しており、通常の骨材を使用した普通コンクリートの約2倍の熱伝導があります。冬季には効率の良い路面融雪用として、また夏季には路面冷却用としてご利用頂けます。

工期短縮が図れます

プレキャストパネルを使用することで施工の省力化が図れ、従来工法と比 較し約半分の工期で施工が可能となります。

高い耐久性

使用するパネルは高いすりへり抵抗性能を有しており、舗装を行わない計画に対してもご利用頂けます。

出展社詳細
出展社 ベルテクス株式会社
住所 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目7番地2
URL https://vertexgrp.co.jp/
展示会詳細
展示会名 ハイウェイテクノフェア2024
展示会概要 「高速道路の建設・管理技術」に焦点をあてた展示会
会 期 2024年9月26日(木)~9月27日(金)
会 場 東京ビッグサイト
住 所 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
主催者 公益財団法人高速道路調査会