三菱電機株式会社 (所在地:東京都千代田区、執行役社長:漆間 啓 以下、「当社」という)は、「第8 回鉄道技術展」(2023年11月8日~10日、会場:幕張メッセ)に出展し、「Beyond the rails ~ その先の技術で持続可能な鉄道を支えていく ~」をコンセプトに、鉄道分野でDX、GXを推進する先進的なソリューションを展示紹介しました。
変容する社会課題を踏まえ、鉄道分野における省力化や経営効率化のためのDXと省エネルギー化や環境負荷低減のための GXを推進する先進的なソリューションをご紹介しました。
人々の生活を、そして安心・安全な社会を支える三菱電機の交通事業
次世代に向けて、皆様に安心してお使いいただる交通システムをご提供します。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/society/traffic/solutions/
列車統合管理装置(TCMS*)や保安システムなど、状況を自ら判断して制御する自動化技術をはじめとした多彩な先進技術により、誰もが安心して利用できる交通システムの構築にお応えします。
*Train Control and Management System
定時制に優れた、高品質な輸送サービスを支えるために。多様化する交通システムニーズに合わせて、自由度の高い機動性を備えた最先端のモビリティを創造します。
車両の快適性や駅構内における利便性など、利用するすべての人にとっての使いやすさ、快適さを追求。総合電機メーカーならではの幅広い技術により、質の高い交通システムをご提供します。
社会の持続的な発展のために、明日の暮らしのために、環境に配慮した交通システムを提案。
監視制御や省エネルギー技術の結集により「車両」「駅」「車両基地」「路線」の4分野においてハイレベルな環境性能を実現します。
等身大アバターが人に近いサービスを提供する3つの特長をもった将来のサイネージ
1.駅員代行旅客サービス
等身大の駅員アバターが自動で移動し旅客対応業務を代替
2.駅の状況把握
多種多様なセンサによる自律走行中にデータ収集※
※本体では、映像撮影およびマイクの録音をしていません。個人情報に該当するデータ(顔、特徴)は記録・解析していません。
3.効果的に情報発信
全方向から視認可能な2画面サイネージ
~列車と人をつなぐ情報プラットフォーム~
1.新開発のビーコン装置で、列車固有の情報を統一フォーマットに変換してスマートデバイス向けに発信
・各車両に設置する新開発のビーコン装置で、列車統合管理システムが管理する列車のさまざまな情報から旅客サービス向けに提供可能な情報を抽出
・鉄道事業者や車両の形式によって異なる列車固有情報を、統一フォーマットに変換して発信
・BLE通信※3を用いることで、Train Connect対応アプリケーションを搭載したスマートデバイスでペアリング操作をせずにビーコン装置からの情報を受信
・列車の行先や種別(普通・急行など)、現在の走行位置などの列車固有の情報と、ビーコン装置の情報で識別した乗車位置(号車)を利用し、より利便性の高い旅客案内や新たな旅客サービスの実現に貢献
※1 Mobility as a Service:移動を一つのサービスとしてとらえた新たな概念
※2 車両の各機器と接続し、車両の各種情報を統合管理するシステム
※3 Bluetooth Low Energyの略称
2.ソフトウエア開発キットの提供によりTrain Connect対応アプリケーションの開発を容易化
・ビーコン装置から発信される情報を利用できるアプリケーションインタフェースドキュメントやサンプルコード、ライブラリー等をまとめたソフトウエア開発キットを提供
・列車統合管理システムを習熟していないアプリケーション開発ベンダーでも容易にアプリケーションの開発が可能
・鉄道事業者や路線、車両の形式に依存せず、ビーコン装置を搭載するすべての列車に対応したアプリケーションの開発が可能
出展社 | 三菱電機株式会社 |
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住所 | 〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号(東京ビル) |
URL | https://www.mitsubishielectric.co.jp/ |
展示会名 | 第8回 鉄道技術展 |
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展示会概要 | 鉄道・交通システムやインフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービス関連他あらゆる鉄道分野の技術が横断的に会する展示会 |
会 期 | 2023年11月8日(水)~11月10日(金) |
会 場 | 幕張メッセ |
住 所 | 〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2丁目1 |
主催者 | 株式会社産業経済新聞社 |
URL | 展示会 公式ページはこちら |