パナソニック インダストリー株式会社(所在地:大阪府門真市、代表取締役社長執行役員CEO:坂本真治 以下、「当社」という)は、「CEATEC 2023」(2023年10月17日~20日、会場:幕張メッセ)に出展し、透明導電フィルム「FineX(ファインクロス)」他、多数の車載・工場省人化・情報通信インフラソリューションを展示紹介しました。
パナソニックグループの新体制への移行にあたり、2022年4月にデバイス領域を担当する事業会社として発足しました。「多様なデバイステクノロジーでより良い未来を切り拓き、豊かな社会に貢献しつづける」をミッションとし、社会要請が強く継続的な進化が求められる「車載CASE」、「情報通信インフラ」、「工場省人化」の3つの領域に注力しています。
2022年4月にパナソニック インダストリー株式会社として発足以降、より良い未来や豊かな社会の実現に向けて、これまでに培ってきたデバイステクノロジーを結集し、見えないところから、見違える世界への変革にチャレンジしていくという企業姿勢や事業内容を認知いただくことを目的として出展いたしました。
透き通った1枚のフィルムで変わる未来、新しい世界へ――。
タッチセンサをはじめとした多様なアプリケーション向けに、パナソニック インダストリーは「透明導電フィルムFineX(ファインクロス)」を商品化し、新たな透明デバイスを世に送り出しました。その特長は「高透過率」と「低抵抗」。
新たな工法によって、透明なフィルム上に従来品よりも格段に細い配線を施し「高透過率:可視光を通す性能」と「低抵抗:電気を通しやすい機能」とを両立しました。
これにより、ヒーター、アンテナ、電磁波シールドなど、さまざまな機器や生活シーンに活用できます。
車のコックピットを模した展示では、フロントウィンドウに透明ヒーターとしてFineXを設置し、新たなデフロスターとして紹介。
かつてない、斬新なデバイスと位置付けられるFineX。その理由は透明導電フィルムの「高透過率」と「低抵抗」が従来工法では相反する要素となっていたからです。
従来のエッチング工法では、工法の制約上、低抵抗を実現するためには配線幅を太くせざるを得ず4μm以上の配線幅が必要となり透過率を下げる要因となっていました。
一方、当社の独自技術「ロールtoロール」の新工法では、微細な溝をつくり、その溝に金属を埋めることによって配線を形成し、2μmと細い配線幅でありながら深さ方向で断面積を確保できるため、高透過率と低抵抗を両立することができます。
独自工法により高い配線アスペクト比(≧0.7)を実現
・低抵抗(≦2Ω/sq.)と高い透明性を両立
・一括両面配線技術
CASE 透明ヒーター、透明アンテナ
5G/6G 透明アンテナ、透明電磁波シールド などの用途へ展開
電磁波を遮断するために金属板が使われている電子レンジに、FineXを電磁波シールドとして応用することにより庫内の見える電子レンジが実現可能になります。
透明導電フィルム 「FineX(ファインクロス)」製品ページ
https://ac-blog.panasonic.co.jp/ja/control/touch-panels/metal_mesh/special
会期:2024年1月24日(火)~ 26日(金)
会場:東京ビッグサイト
公式サイト:https://www.automotiveworld.jp/hub/ja-jp.htmll
出展社 | パナソニック インダストリー株式会社 |
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住所 | 〒571-8506 大阪府門真市大字門真1006番地 |
URL | https://www.panasonic.com/jp/industry.html |
展示会名 | CEATEC 2023 |
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展示会概要 | 経済発展と社会課題の解決を両立する「Society 5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く展示会 |
会 期 | 2023年10月17日(火)~10月20日(金) |
会 場 | 幕張メッセ |
住 所 | 〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1 |
主催者 | 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA) |
URL | 展示会 公式ページはこちら |