シャープは、10月18日（火）から21日（金）まで幕張メッセ（千葉市美浜区）で開催される「CEATEC 2022」に出展します。
本年のCEATECは、3年ぶりに幕張メッセで開催されるほか、リアル開催に先駆けて10月1日（土）からオンラインでも実施されます。当社は、「ESGに重点を置いた経営」に取り組む中、「Toward Tomorrow with SDGs」をテーマに、新型ウイルス感染症拡大防止に配慮した上で、リアルとオンラインの両方に出展。「人に、社会に寄り添う企業」をめざし、当社の技術で一人ひとりの健康的な生活を支援していく「デジタルヘルスケア」、「カーボンニュートラルへの貢献」に向けた製品・サービスを紹介します。
なお、SDGs、カーボンニュートラルへの貢献に配慮した取り組みとして、幕張メッセ会場の当社ブースについて、使用する木材・素材の最小化に加え、リユース・リサイクル素材を中心に制作することにより、展示会終了後の廃棄物の最小化を図っています。ニューノーマル時代における新たな展示会のあり方として提案します。
■ 出展場所：
◆幕張メッセ会場 … トータルソリューションエリア ホール8 T006
◆オンライン会場 … https://online.ceatec.com/booth/9409
＊10月1日よりアクセス可能です。
■ 出展テーマ： 「Toward Tomorrow with SDGs」
■ 出展内容：
1．デジタルヘルスケア
2．カーボンニュートラルへの貢献
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1．デジタルヘルスケア
◇ヘルスケア分野
・「非接触バイタルセンシングソリューション」として、カメラと赤外線センサーにより脈拍数や血圧、呼吸数、体温など複数のバイタル指標を非接触で計測できる便利さを提案します。（リアル／オンライン）
・バイタルセンシング用超小型センサーを紹介します。脈拍数、血中酸素飽和濃度、血圧、興奮度などのバイタル指標を、独自のアルゴリズムで高精度に計測します。（リアル／オンライン）
・ワイヤレスイヤホンスタイルの耳あな型補聴器「メディカルリスニングプラグ」を紹介します。「ブラック」に、新色「ナチュラルピンク」を加えた2色展開にて提案します。（リアル）
・生理用品の使用状況をセンシングするIoT搭載の収納ケースと連動アプリにより、「生理用品の在庫管理」と「月経周期の自動推定記録」が可能な「フェムテック関連サービス」を開発。実証実験により得られた潜在ニーズやさまざまな調査結果から、女性の健康管理のための負担軽減、ヘルスリテラシー向上をめざしたソリューションを提案します。（リアル／オンライン）
◇業務用・データビジネス分野
・各部屋に設置されたエアコンや空気清浄機の運転状況をAIoTにより統合管理し、遠隔での確認や操作が可能な「集中管理システム」を紹介します。（リアル）
・シャープ独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」搭載デバイスの交通機関、オフィス、公共施設、住空間などへの導入事例を展示。空気ケアで社会貢献する取り組みを紹介します。（リアル／オンライン）
・日常的に使用するAIoT家電から収集した各種データの活用事例や、AIoT家電を非日常の台風や大雨警報時の地域防災情報のお知らせなどに活用する事例を紹介します。（リアル／オンライン）
・ホテルなど宿泊施設で利用者の利便性を向上させるため、無線LAN対応による客室での動作確認やキャッシュレスでの決済も対応可能な業務用洗濯乾燥機を展示します。（リアル）
◇スマートホーム分野
・冷蔵庫内・庫外の食品や日用品保存スペースに設置し、専用アプリで在庫状況などの情報を確認できる「ストックアシスト」を紹介します。また、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」やウォーターオーブン「ヘルシオ」と「COCORO KITCHEN」レシピサービスを介して連携し、家族のレシピ相談から調理までをシームレスにつなぐサービスを提供するアプリ「うちれぴ※1」を紹介します。（リアル／オンライン）
※1 サッポロホールディングス株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 尾賀真城）が提供する「家族の食を通じて、よりあたたかい世界に」をビジョンにした“がんばらない”ごはん作りをサポートするアプリで、家族とのコミュニケーションで家事負担軽減と「食」の楽しさや喜びの創出をめざすサービスです。
◇教育分野
・32V型 8K液晶ディスプレイと8Kカメラを活用した、医療教育ソリューションを提案します。手術映像を8K画質で撮影、共有することで、手術の状況やノウハウ、技術などを執刀医以外の医療関係者にも伝達することが可能となります。（リアル）
2．カーボンニュートラルへの貢献
◇デバイス関連分野
・小さな光をエネルギーに変える、高効率の屋内光発電デバイス「LC-LH（Liquid and Crystal Light Harvesting）」を初出展します。時計や電卓などに用いられる太陽電池の約2倍の発電効率を有し、小さな面積でも高い電力が得られます。電池交換や配線の手間を省く、便利で環境に優しい商品の創出が可能となります。（リアル／オンライン）
・E Ink Holdings Inc.（本社：台湾 新竹市、代表者：Johnson Lee）との協業のもと、電子書籍リーダーや電子ノートに利用される電子ペーパーモジュールに、シャープディスプレイテクノロジー（株）（SDTC）製のIGZO※2バックプレーン※3を採用していくことを、9月27日に公表。IGZO技術により表示画面の更新時間を短縮した画面サイズ8インチの次世代電子ペーパーを初出展します。（リアル）
・屋外での照度の高い環境下においても鮮明に表示可能な反射型IGZOディスプレイとして、当社製31.5V型 プロトタイプ、およびソーラーパネルの発電により駆動する株式会社ユニカ（本社：東京都台東区、代表取締役社長 梅田剛）製の屋外サイネージ「タフ&エコ インフォパネル」を展示します。（リアル）
※2 In（インジウム）、Ga（ガリウム）、Zn（亜鉛）、O（酸素） により構成される酸化物半導体。液晶などのディスプレイを駆動するTFT（薄膜トランジスタ）の材料として用いられます。
※3 ディスプレイの表示信号を制御するための基板回路。
◇エネルギー分野
・「ペロブスカイト太陽電池」を参考展示。薄くて軽量、柔軟なため、耐荷重や形状の問題からこれまで困難だった場所への設置が可能となります。また、低コスト・省エネルギーでの生産が可能であり、太陽光発電のさらなる普及への貢献が期待されます。（リアル／オンライン）
・NEDO※4の「移動体用太陽電池の研究開発プロジェクト※5」において、世界最高※6の変換効率32.65％※7を達成した実用サイズの化合物太陽電池モジュールを紹介。試作した化合物3接合型太陽電池モジュール※8は軽量かつフレキシブルであり、電気自動車（EV）や宇宙、航空分野など移動体への搭載が期待されています。（リアル／オンライン）
・将来的にEVと連携可能な蓄電池システムを紹介します。当社製太陽電池モジュール「BLACKSOLAR ZERO（ブラックソーラー ゼロ）」と蓄電池、パワーコンディショナーなどを接続し、発電した電気を効率的に使用する仕組みを紹介します。（リアル）
・大規模な工場や商業施設など、法人向けの自家消費ソリューションを紹介します。初期投資ゼロで太陽光発電システムの導入を可能とする自家消費型サービスを紹介します。（オンライン）
※4 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構。
※5 件名：太陽光発電主力電源化推進技術開発／太陽光発電の新市場創造技術開発／移動体用太陽電池の研究開発（超高効率モジュール技術開発）。事業期間：2020年度～2022年度（最長2024年度まで）。
※6 2022年9月30日現在、研究レベルにおける太陽電池モジュールにおいて（シャープ調べ）。
※7 2022年2月、国立研究開発法人産業技術総合研究所（世界の太陽電池の公的測定機関の一つ）により、確認された数値［モジュール面積：965cm2、最大出力：31.51W］。
※8 インジウムやガリウム、ヒ素など、2種類以上の元素からなる化合物を材料とした光吸収層を3層重ね、各層で異なる波長の光を吸収させることで、高い変換効率を実現する太陽電池。
◇新素材分野
・液晶材料の技術を応用して開発した「適温（TEKION）蓄冷材」は、特定の温度で溶け出してから液体になるまでの間、ほぼ一定の温度を保つ特性を有します。融点-22℃、-3℃、3℃、7℃、12℃の適温蓄冷材を紹介します。（リアル／オンライン）
・密閉空間を一定の湿度で保つ特性を持つ調湿材「適潤（TEKIjuN）」を紹介します。ビーズ型は、密閉空間をそれぞれ対象物の特性に応じ、40～90％RHの目標湿度で保つことができます。シート型は、高い調湿速度を有し、急激な環境変化による結露発生を抑制します。（リアル／オンライン）
◇オフィス分野
・Dynabook（株）より、手のひらサイズ※9の Windows 11搭載 “mini PC”「dynaEdge DE200」を紹介します。大型化するディスプレイとmini PCでスマートなオフィス環境を作れるだけでなく、持ち運びのストレスを軽減し、自宅でも会社と同じPC環境をスマートに再現。ハイブリッドワークでの生産性が向上します。（リアル）
・オンライン会議ソリューション「Smart Meeting Solution」を参考出展。コントローラー内蔵タッチディスプレイ「BIG PAD」と、パソコンまたはスマートフォンを連携し、会議への自動参加や周辺機器への自動接続など、オンライン会議の円滑な開催、運営に貢献します。（リアル）
※9 外形寸法：約197（縦）×85（横）×20（厚さ）mm、質量：約340g（LTE内蔵モデル：約365g）
◇リサイクル分野
・関西リサイクルシステムズ（株）と共同開発し、家電業界で初めて実用化した「自己循環型マテリアルリサイクル技術」を紹介します。廃家電から回収したプラスチックを再利用したリサイクル材料を2001年より当社製品に採用しており、洗濯機新製品の水槽に何度も繰り返し再生利用する「水槽to水槽リサイクル」を展示します。（リアル）
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●「CEATEC 2022」に関する情報は、以下のウェブサイトからご覧いただけます。
＜「CEATEC 2022」公式サイト＞ https://ceatec.com/ja/
※来場事前登録が必要です。
● 明日（10月1日）より開催される「CEATEC 2022 ONLINE」の当社出展内容は、以下のウェブサイトからご覧いただけます。
＜「CEATEC 2022 ONLINE」シャープブース＞ https://online.ceatec.com/booth/9409
※10月1日よりアクセス可能となります。
