《 コンバーティングテクノロジー総合展 2020 ~新機能性材料展・JFlex・3次元表面加飾技術展~ 》
機能性マテリアル、機能性材料・プロダクツ製造支援テクノロジー、高機能フィルムなど、”新しい”付加価値を創造する機能性マテリアルが集まる展示会です。「新しい付加価値を創造する機能性マテリアルの総合展!」
三井グループの本流企業である三井金属は、亜鉛のトップメーカーとして一世紀以上にわたり産業界を広く支えてきました。各種非鉄金属素材から、排ガス浄化用触媒や電池材料等の機能材料、更には自動車用機能部品まで幅広い事業展開を図る総合素材メーカーです。今では非鉄金属分野で蓄積した技術力を活用し、電子材料・自動車用機能部品等幅広く事業を展開しております。特に電解銅箔や液晶の透明性導電膜形成用ITOターゲット、自動車用ドアロックや触媒といった製品の技術力の高さやそのシェアは群を抜いています。
三井金属は鉱山開発という経済の屋台骨を担う事業からスタートし、永年にわたり培われてきた『マテリアルの知恵』を活かすことで多角化に成功した数少ない企業のひとつです。金属という素材にこだわり、その可能性と強みを活かし続けてきた結果、現在のような総合素材メーカーになることができました。今では事業の柱に育ち更なる成長が期待される機能材料や、地球環境に優しいリサイクル分野など事業は多岐にわたっています。また、電解銅箔や自動車部品などを中心にグローバルに成長を続けています。三井金属が強みとする「粉体制御技術」を活かし、各種金属の高機能粉末を提供しています。液晶パネルやハードディスクのガラス研摩に使用される酸化セリウム系研摩材、SAWフィルター用の高純度酸化タンタル、電子機器、電池材料などに使用される金属粉(銅粉・銀粉)をはじめとした、広範囲な用途に応じた幅広い商品構成が強みです。また、粒子サイズ・形状等をお客様のニーズに合わせて開発し、製造・販売しています。
機能粉の可能性や付加価値はコア技術によってさまざまに拡張が可能です。長年の経験で培ったコア技術を活かし、求める用途・要件に応える機能粉を提供します。
『マテリアルの知恵を活かす』
日々進化し続けるエレクトロニクス製品を支える機能材料の分野で、三井金属は高付加価値、高品質を常に追求しています。新機能性材料展では、「新製品」や「開発品」を中心に、高機能粉末やスパッタリングターゲット材料を出展致します。三井金属のコア技術である「粉体制御」、「焼成」、「酸化物/合金設計」を活かした製品として、先端電子部品や自動車・産業機器の機械部品などで使用される各種高機能粉、フラットパネルディスプレイで使用される透明導電膜ITO、酸化物半導体膜IGZOなどのスパッタリングターゲット材、基板内蔵キャパシタ材料をご紹介いたします。
三井金属が強みとする「粉体制御技術」を活かし、各種金属や酸化物の高機能粉末を提供しています。本展示会では新製品・開発品を中心にご紹介致します。
■ 全固体電池に使われる固体電解質および電極活物質です。
【用途】
全固体電池に使われる固体電解質および電極活物質
【特徴】
■ 高リチウムイオン伝導性,難燃性の硫化物固体電解質
■ 全固体電池用高容量シリコン系負極材料
■ 全固体電池用高電圧動作コバルトフリー正極材料
■ 一次電池および二次電池の負極用材料です。フレキな電池にもお使い頂けます。
■ 世界初めての電池負極用亜鉛材料。
【用途】
一次電池および二次電池の負極
【特徴】
■ シート状の亜鉛電池に最適
■ 活物質としてだけでなく電極としてもご使用可能
■ 膜厚は任意に調整可能(30~300µm)
◇ 電解法により放電性能とガス発生抑制を両立させた電池用亜鉛合金箔です。
◇ マンガン-亜鉛電池や空気亜鉛電池などをシート型や巻取り型などに加工可能です。
◇ 一次、二次電池用途にご使用頂けます。
【代表的特性値】
■ 合金成分:ビスマス、インジウム他
■ 平均粒径:20~100ミクロン
■ ご要望に応じて合金組成、厚みなどは検討させて頂きます。
◇ 一次電池および二次電池の負極材料としてご使用いただけます。
◇ Mn-Zn、Ni-Zn、Air-Zn電池のシート化に適用可能です。
■ MFジンセル開発のノウハウを活かして開発した微粒(50ミクロン以下)電池用亜鉛合金粉末です。
■ 一次電池、二次電池の負極材料や添加材料用途としてご使用頂けます。
■ シート型電池などにご使用頂けます。
【用途】
一次電池および二次電池の負極
【特 徴】
■ シート状の亜鉛電池に最適
■ 合金設計により自己放電を抑制
■ 粒子径は任意に設計可能(10~100µm)
【代表的特性値】
■ 合金成分:ビスマス、インジウム他
■ 平均粒径:10~50ミクロン
■ ご要望に応じて合金組成、粒径などは検討させて頂きます。
■ リチウムイオン電池や全固体電池の正極材料です。
■ リチウムイオン二次電池の正極活物質として使われます。
■ リン鉄酸リチウム(オリビン)、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウムとともにリチウムイオン二次電池の正極活物質として注目されています。スピネル構造をとるため、コバルト酸リチウムより過充電に強く、高速充放電が可能です。
【製品概要】
◇ 環境車に代表される電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド車(PHEV)向けの高容量リチウムイオン電池向けを主に製造・販売しています。
【用途】
◇ リチウムイオン電池用正極
■ リチウムイオン電池、全固体電池
【特徴】
■ 合成技術改良とマンガン溶出低減で10%以上の長寿命化を実現
■ Ni系正極材料に比べ安全性が高く、安価な材料である
■ 低温/短時間焼成による基板ダメージ低減
■ 190度程度から焼結する銅粉です。
■ 銀、銅などの金属間を低温で接合可能としたのが、焼結型インクです。
■ 低コスト省エネルギーを狙って、SiCパワー半導体など従来よりも高温環境で使用される電子デバイスが増えてくると想定されています。
■ 三井金属は、粉体制御技術と溶液化学の知見を活かして開発した「低温焼結銅粉」をインク化することで、通常、高い温度が必要な銅の焼結接合を低温(260℃以下)で実現する事を可能にしました。
■ ひとたび焼結した銅インクは、銅本来の性質を示すため、高い温度でも安定に良好な接合状態を維持できるようになります。
■ 樹脂との複合化技術により、銅の弱点である酸化しやすいという問題を克服し、窒素雰囲気下で焼結する事も可能としました。
【用途】■ ダイボンディング材料、配線材料、電極材料
【特徴】
◇ 粒子径150nmかつ均一な粒度分布の銅粉
◇ 190℃程度の低温かつ短時間処理により焼結可能
■ 200°C程度から焼結させることができ、パワーデバイスなどの接合材料として使用可能です。
■ 特に表面処理Bタイプは窒素雰囲気での焼結も可能です。量産、各種表面処理にも対応します。
【代表的特性値】
新しく低温焼結性微粒銅粉 CH-0200を開発しました。均一な粒径の球状粉です。
【SiC研摩材NANOBIXTM】
■ SiC研摩用スラリーです
■ SiCウェハをダメージフリー研摩
【用途】
■ パワーデバイス用SiCウェハのCMP加工
【特徴】
■ MnO2砥粒により高レート・ダメージフリーな加工が可能
■ 砥粒が完全溶解するため装置洗浄/ウェハ洗浄が容易
■ パワーデバイス用材料として注目されている炭化ケイ素(SiC)単結晶は非常に硬い材料であることから、この表面を原子レベルまで平滑にするには優れた研摩技術および長時間の研摩が必要でした。三井金属では、これまで培ってきた研摩材料開発の技術を活かし、SiC表面を極めて平滑に、かつ短時間で加工できる研摩材料の開発に成功しました。
【代表的特性】
■ 前方散乱性が強く、高い透過率と高輝度を両立する光散乱粒子です。
■ 透明スクリーンや光拡散シート向けにご紹介しています。
【用途】
LED用封止材、カラーフィルター、透明スクリーン等の光学部材
【特徴】
■ 可視光域で高い反射率(vs.TiO2)
■ UV域に吸収がなく、硬化阻害を抑制
■ 高透過率と高輝度を両立(ZrO2の輝度2倍)
■ 前方散乱性が強く、高い透過率と高輝度を両立します
■ 用途に応じて、適した粒度に調整可能です
■ 微細組織が得られるSPS法によるターゲットをご紹介します。
■ 一般的な溶解法や焼結法では得られない非平衡バルクターゲットをご紹介します
【用途】
■ 一般的な溶解法や焼結法では得られない非平衡バルクターゲット
【特徴】
■ 溶解法で割れてしまうターゲットが製造可能
■ ホットプレス法(通常の焼結法)より高密度で微細な組織
■ 300φ程度まで対応可能(国内最大級)
■ 乾式粒子合成技術を活用した合金粉で、新規の乾式粒子合成技術と、その技術を使った磁性粉をご紹介します。
【用途】
■ メタル系パワーインダクタのコア材
【特徴】
■ 乾式無機コートにより、分散性を保持しつつ微粒子を絶縁化
■ ご要望に応じてサイズ・コート厚みのカスタマイズ可能
■ 工業排水中のフッ素を除去するための吸着材です。
【用途】
工業排水に含まれる有害物質(フッ素、ホウ素、ヒ素等)処理向け
【特徴】
■ 市販品の2~5倍以上の吸着性能
■ 耐水・耐薬品性向上に向け、結着剤を検討中
~“新しい”付加価値を創造する機能性マテリアルの総合展~
展示会名 | コンバーティングテクノロジー総合展2020 ~新機能性材料展・JFlex・3次元表面加飾技術展~ |
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会 期 | 2020年1月29日(水)~31日(金) |
会 場 | 東京ビッグサイト 西3・4ホール |
展示会カテゴリー 機能性材料展 2020 |
工業用高機能素材・各種新素材・マテリアルゾーン・エコマテリアルゾーン・機能紙ゾーン・材料設計ソリューションゾーン・複合材料ゾーン・試作・受託ゾーン |
住 所 | 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1 |
主催社 | 株式会社 加工技術研究会 |
共催社 | 株式会社 JTBコミュニケーションデザイン |
URL | https://www.convertechexpo.com/index.html |
備 考 |
URL:https://www.mitsui-kinzoku.co.jp
出展社 | 三井金属鉱業株式会社 MITSUI MINING & SMELTING CO.,LTD. 呼称:三井金属/MITSUI KINZOKU |
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住所 | 〒141-8584 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー19F |