《 SUBSEA TECH JAPAN 2017/ 第2回 海洋産業技術展 》
三井造船グループの2016年度から2025年度の長期の方向性を示すものが、「MES Group 2025 Vision」です。三井造船グループの企業理念である「社会に人に信頼される ものづくり企業であり続ける」を実践しています。
『海底油田開発、海底資源開発に必須な水中機器やメタンハイドレートを展示。』
■ 「水中テレビロボ」 MITSUI RTV.N-600 EXYクラス 耐潮流・高速潜降型RTV
■ 「三井造船の自律型海中ロボット」 三井造船の無人機開発
■ 「超小型の圧力導水管内点検ロボット」 Pipescope-500ST 超小型の圧力導水管内点検ロボット
三井造船は、浅海域から深海域まで、水路点検や海洋観測・海底資源調査等用途に応じた各種水中ロボットを制作、多くの実績を有しています。
簡単な操作で水中の観察・点検ができる、水深150mまで潜航可能な遠隔操縦式小型テレビロボット。
潮流の早い海域でもスムーズに動くことができる高出力スラスタ(推進器)を装備し、トリムコントロールに代表される高機能なデジタル制御と高性能カラーソーナーの採用をはじめ、一つのモニタに必要な情報を同時表示し、タッチパネルの採用で画面を触るだけで各種機能の切り替えが可能となっている。
発電所の取水路・放水路等、最長点検距離2,500mの流水中を移動しながら観察・計測できるように開発された、水中点検用ロボット。
2600m水中ケーブルを製作し、初めて超長距離の水路内部点検に成功しました。この成功により、長距離水路が多くある農業用水・工業用水・水道用導水路などパイプラインにも適用できるようになり、水中ロボットRTV-KAMの活用範囲が一段と広くなり、多くのパイプラインの内部点検が可能になりました。
さらに機能を充実、進化した高性能型水中テレビロボ
■ 操縦者支援機能(タッチパネル上で設定操作)
■ ソーナートラッキング機能
■ 自動方位深度保持機能
■ トリムコントロール方式(特許取得済)による高速潜降及び姿勢制御
■ 高性能カラーソーナーによる無視界探査
■ スナップショット機能による静止画の撮影
■ ソーナートラッキング機能
ソーナー画面上におけるターゲットへの自動方位保持
■ 自動方位深度保持機能
希望方位及び深度設定による自動保持
三井造船は、保有する水中無人機技術を活用し、海中での調査研究などの多用な任務を実施可能な自律型海中ロボット(AUV)の開発を行っています。
操縦者無しで海中を航走することができる無索のビークルのことです。搭載する装置を使用して、自律制御により海洋調査、情報取集、海中構造物点検等のミッションを遂行します。
三井造船は、1990年代からAUVの研究開発を行っています。調査研究用、海底ケーブルの敷設ルート調査及び敷設後の状況調査用AUVなど、豊富な実績を有しています。
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代海洋資源調査技術」の一部、『AUV複数運用手法等の研究開発」(高効率小型システム)において、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所・海上技術安全研究所のもと、航行型AUVの1号機及び2号機の設計、製造を行っています。
超小型・圧力導水管内点検ロボット
■ 超小型の管路調査用水中ロボットを開発
■ 断水せずに圧力導水管内を調査できる直径60mmの水中ロボット
■ 老朽化した水道管などの調査に威力を発揮
管内部(Φ500mm以上)の継手や腐食の状況を断水せずに点検することができる超小型水中ロボットです。ロボット本体には、側方テレビカメラ、照明灯、寸法計測装置、前進用スラスタが装備されており、地上のモニタで管内の状況をリアルタイムに確認できます。水道管のほか、工業用水・農業用水等の圧力導水管内の調査に適応可能です。
展示会名 |
SUBSEA TECH JAPAN 2017/ 第2回 海洋産業技術展 |
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会 期 | 2017年9月13日(水)~15日(金) |
会 場 | 東京ビッグサイト |
展示会カテゴリー | 海洋技術、海洋ビジネスに関する専門展示会、IT・Web・通信・情報処理・事務機器、 計測・分析・検査・試験機器 |
住 所 | 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1 |
主催者 | フジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社) |
URL | http://www.subsea-tech.jp/ |
備 考 |